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東芝、奥行き40cm以下のオーブンレンジ開発-「石窯ドーム」をフルモデルチェンジ

2016-6-14 20:53

東芝ホームテクノは14日、過熱水蒸気オーブンレンジの新製品「石窯ドーム ER-PD7000」を8月上旬に発売すると発表した。価格はオープンだが、実売想定価格は18万円前後(税込)。東芝のオーブンレンジは、最高温度350℃と庫内上部がピザ窯のようにドーム状に湾曲していることなどにより、パンやクッキーなども角皿の隅のほうまで焼きムラが少ない仕上がりになるのが特徴だ。その長所は残しつつ、7年ぶりにフルモデルチェンジした。

ER_PD7000

 

従来は天井面のみがラウンド形状だったが、新製品では上下の四隅も丸くし、より熱風が循環しやすくなった。さらに、背面の熱風ユニットが従来の横幅247mmから390mmへと1.5倍にワイド化し、広範囲に素早く加熱できるようにした。これらにより、350℃の熱風が庫内全体を素早く循環し、パンがよりふっくらと仕上がるなど焼き上げ機能が強化された。また、四隅を丸くすることで、庫内の拭きとり掃除もしやすくなり、お手入れ時間が短くできるというメリットもあるとする。

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センサー機能も強化した。従来は庫内側面の奥よりに配置されていた「8つ目赤外線センサー」を中央に配置するとともに、新たに「センター赤外線センサー」を搭載。8つ目赤外線センサーはスイングしながら庫内1,024箇所を広範囲にセンシングするのに対し、センター赤外線センサーは食材が置かれることの多い中央部を常にセンシングするもの。さらに、マイクロ波のアンテナを従来の15cmから20cmに大型化した。ダブルセンサーによるセンシング精度の向上とアンテナの大型化で食材を素早く広範囲に温められることで、解凍時間の短縮や、より少量の解凍が可能になるなど、あたため性能が向上した。

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従来機種(写真右)に比べて、新製品(左)は熱風ユニット(背面)とマイクロ波アンテナ(底面)が大型化している

 

最大の進化が小型化である。従来モデルに比べて奥行きが66mm、ハンドルを含めると72mmもサイズダウン。奥行き399mmと40cmを切ることで、一般的に普及してい45cm幅のレンジ台にピッタリ収まるサイズとなった。これは、背面に配置されるファンモーターを底面部に移動、ファンとモーターをベルトでつなげる仕組みを導入することで実現したものだ。8年前の庫内容量21Lモデルと同じスペースで30Lが置けるようになり、東芝としては8年以上前に購入したユーザーの買い替えを狙う。

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従来機種(写真左)は背面にファンモーターが直付されており、その分の奥行きがあった。新製品(右)ではモーターとファンを分離、モーターを底面に配置してファンとはベルトでつなぐことで奥行きを縮めている

 

このほか、初めてカラータッチ液晶を搭載し、メニューをイラスト入りにするとともに約6mmの文字高を標準文字サイズとするなど、見やすく操作しやすくした。扉部分にダンパーを搭載して扉を閉めるときの大きな音を解消する工夫も盛り込むなど、新製品は随所に新技術を搭載している。

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