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「探さない人生、ボンジュール」探しモノ発見アクセサリー “Wistiki”が日本に上陸

2017-1-29 18:47

フランスのWistiki社と美貴本が1月24日、探しモノ発見アクセサリー「Wistiki(ウィスティキ)」を国内で販売すると発表した。
キーホルダー型の「Wistiki by Starck “voila(ヴォワラ)”」とペンダント型の「同 “aha!(アッハ)”」の2製品。
どちらも4色展開で、同日販売予約を開始し、価格は共に5,980円(税別)。
ヴォワラの発売は2月1日から。アッハの発売は3月24日からとなる。販売は美貴本が代理店となり、ウェブサイト(https://www.wistiki.jp/)や全国の家電量販店などを通じて行う。

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家を出ようとしたら、鍵が見当たらず家から出られない…。財布をどこかで落とした…。スマートフォンが見つからない!傘がなくなっている!カバンはどこ??

行方知れずになった遺失物を捜索して、部屋の中をあっちでもないこっちでもないと探し回ったり、昨夜訪問した事務所やお店や交通機関に電話したり。誰しもそんな経験は少なくないはず。首尾よく見つかったとしても、探し物に費やした時間のなんともったいないことか!

「Wistiki」を使えば、そんな経験にオサラバできる。

財布や鍵、傘、カバン、自転車、あるいは飼い主の目の届かないところへ行ってしまいがちな犬やネコなどのペットに、あらかじめWistikiのアクセサリーを取り付けておくことで、スマートフォンから簡単に探し出せるようになる。

このWistiki、フランスのLussato(リュサト)三兄弟が創設したスタートアップ企業「Wistiki社」が開発した100%メイド・イン・フランスのプロダクトで、今回、本国フランスに続く海外展開第一弾として日本上陸となった。

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「ウィスティキー!」の掛け声でポーズを取る、Lussato三兄弟。左から次男のTheo氏、三男のHugo氏、長男のBruno氏

 

ヴォワラはキーホルダー型、アッハはペットの首輪などに取り付けやすいペンダント型になっており、世界的な工業クリエイッターのフィリップ・スタルクがデザインを担当している。スマートフォンとの通信にはBluetoothを採用。通信距離は最大100m(理論値)だ。スマートフォンはiOSとAndroidに対応する。

使い方は簡単で、スマートフォンに無料の専用アプリをインストールし、本体とペアリングしたあと、鍵など失くしたくないモノに取り付けて持ち歩くだけ。

そして「ここにあるはず」と思った場所にないとき、スマートフォンからの操作でWistikiのアラートを鳴らせる。スマートフォンがどこにあるか分からないときは、Wistikiのボタンを押せばスマートフォンが同じアラートを鳴らす。アラートはマナーモードに設定していても鳴るので安心だ。

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Wistikiのアプリ画面。インストールすると最初にペアリングを指示される(左)。取り付けたものに応じて名前を付けられる。複数管理も可能だ(中央)。探すときはアプリ上でベルのマークをタップするだけで良く、地図表示も可能(右)

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本体のボタンは物理的なスイッチになっておらず、「押す」というより「押さえ付ける」操作になる。ペアリング時にはかなり強く押さえる必要があった。成功すれば音が鳴るが、失敗しても光ったりしないので少々分かりづらい

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鍵のキーホルダーに取り付けたところ。長さ62mm、重さ11gなのでポケットに入れても邪魔にならない

 

Wistikiは距離センサーを備えており、スマートフォンから20メートル以上離れた場合も自動でアラートが鳴る。また、GPSも搭載しているので、アラートに気づかず離れてしまった場合でも、スマートフォン上で地図を表示してどこに忘れてきた(落としてきた)のか、すぐに分かる仕組みだ。

離れた場合だけでなく、近づいた場合もアラートが鳴るため、旅行かばんに取り付けておけば、空港のターンテーブルなどで自分のかばんをすぐに見つけられる。

アラートのメロディは「Wistikiの音」とすぐに分かるようオリジナルのサウンドが作られている。

さらに複数ユーザーでの共有も可能で、自動車の鍵など家族で利用する場合も重宝する。共有物は紛失すると、誰が失くしたのかで揉めがち。Wistikiを使えば、そんな揉め事もなくなるはずだ。

電池寿命は2年。電池交換は非対応で、2年ごとに買い換えることになる。継続ユーザーの割引制度などは現在検討中とのこと。

このWistiki、もともとは、三兄弟の飼い猫“Wistiki”がいつもどこかに行ってしまうため、IoT技術を利用して探し出せないかと考えているうちに閃いたものだそう。

商品名に飼い猫の名前をそのまま付け、猫に取り付けるアクセサリーとしてクラウドファンディングで出資者を募っていたところ、鍵や財布に取り付けても便利なんじゃない?と指摘され、キーホルダー型も企画することになったのだとか。

ペットに装着するには完全防水対応が必須条件となり、水の中に落とした状態でもアラートが鳴らせるよう工夫するところに苦労したそうだ。電池交換に対応しないのも防水性を確保するための措置だと言う。

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アッハは犬や猫の首輪に取り付けやすい形

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水の入ったグラスに落とした状態でもちゃんと音が鳴ることをデモンストレーションするHugo氏

 

発売時期は未定ながら、財布に入れられるクレジットカードサイズの「hopla!(ホップラ)」も企画しているとのこと。

ちなみにWistikiの名称にフランス語としての意味は特になく、飼い猫が子猫の時に可愛い響きから名前に付けただけなのだとか。また、Wistikiは現在11歳と高齢ながら健在で、本社には実物大のWistikiの置き物が設置されているそう。猫のWistikiが三兄弟に大事にされていることがよく分かるエピソードだ。

Lussato三兄弟に日本市場向けに工夫した点を聞いたところ、Bruno氏は「ハードウェアとしてはまったく同じだが、化粧箱は日本仕様にした。日本人はデザインと使い勝手に対する感度が高く、良いものを選ぶ目を持っている。Wistikiの良さに共感してくれると期待して海外展開の最初の市場に選んだ」と意気込みを語ってくれた。

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黒一色にWistikiのロゴを入れた高級感のある化粧箱は日本市場向けにデザインしたもの。贈り物にも利用してほしいとのこと

最後にキャンペーンのお知らせも。

同社では「“隠れ猫”を投稿してフランスへGO!!キャンペーン」を実施中だ。

隠れ猫の写真を撮影して、「#隠れ猫 #ウィスティキ」のハッシュタグを付けてInstagramにアップすると、<最優秀隠れ猫賞>1名にフランス旅行券(JTB旅行券20万円分)、<スタルク賞>5名にフィリップ・スタルクのデザインしたレモン絞り、<隠れ猫賞>10名にヴォワラをプレゼントする。応募期間は3月31日(日)まで。

<<voila!(ヴォワラ!)販売開始のお知らせ>>

(編集部/諸山泰三)

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