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東芝のdynabookに新しい2in1コンバーチブルのVシリーズがラインアップ

2016-12-4 21:36

東芝は12月1日、PCブランド「dynabook」に新たに「Vシリーズ」をラインアップした。同日、都内で発表会が催されたのでその様子を交えて新製品を紹介しよう。

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dynabook Vシリーズ発表会でのアンベールの様子

 

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dynabook V82

 

12.5型の液晶パネルが360度回転してタブレットにもなる2in1コンバーチブルタイプで、最上位機種の「V82」から、エントリーの「V42」まで4モデルで構成する。店頭予想価格はV82が21万円台半ば、V72が19万円前後、V62が17万円台半ば、V42が15万円台半ばとなっている。

本体は厚さが約15.4mm、重量が約1,099kgと、12.5型の画面サイズながらかなり軽く仕上がっている。一日持ち歩いても苦にならないだろう。

 

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発表会で壇上に立つ東芝クライアントソリューションの柏木和彦取締役。「dynabookは人に寄り添う、真のパーソナルコンピュータであり続ける」と意気込む

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「タブレットとしても、モバイルとしても、メインノートとしても、いつでもどこでも安心して快適に使える」と謳うだけあって、モビリティとユーザビリティを高い次元で融合した質実剛健を求める人向けに仕上がっている

 

特筆すべきは、標準で17時間の長時間駆動と30分の急速充電で約7時間の駆動を実現した長寿命なバッテリー性能だ。

 

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独自のバッテリー技術を採用しており、15分の充電で3.5時間、30分なら7時間、60分なら11時間、3時間なら17時間の連続利用が可能となる

 

ラインアップは基本性能で差別化されていて分かりやすい。

上位モデルから順に、V82はCPUが第七世代のCore i7-7500U(2.70GHz)、メモリーが8GB、SSDが512GB。V72はCPUがCore i5-7200U(2.50GHz)、メモリーが8GB、SSDが256GB。V62はCPUがCore i5-7200U(2.50GHz)、メモリーが8GB、SSDが128GB。V42はCPUがCeleron、メモリーが4GB、SSDが128GBとなる。

ちなみにV52は存在しない。Core iプロセッサーとCeleronの違いを強調したかったのかもしれないが、詳細は聞いても不明とのことだった。

いずれも、画面解像度は最大1920×1200ドット、外部出力は最大3840×2160ドット。OSはWindows 10 Home 64bitで、AnniversaryUpdate適用済みのものがプリインストールされる。これはこの冬モデルでは標準で適用されていないメーカーもあるので1つ注目できるポイントだ。MS OfficeのHome & Business PremiumプラスOffice 365サービスも搭載。

また、全モデルが指紋認証に対応するが、V82ではさらに顔認証にも対応している。Windows 10の生体認証機能「Windows Hello」により、PC起動時のサインインなどの際にPCの前に座って顔を見せるだけで認証でき、パスワード入力の手間やパスワードの管理に煩わされずに済む。

 

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V82は独自開発の小型カメラモジュールを搭載することで顔認証も実現

 

同社ではコンシューマー向けに展開していくとのことだが、製品仕様から見えるのはビジネス現場でPCを持ち歩いてガリガリ使うビジネスマンだ。競合はレノボのThinkPadやパナソニックのLet’sNote、あるいはNECのZEROまで含むイメージか。それこそ、現場で原稿まで書くようなメディアの人間に良いのではないかとも感じた。

ひとつ気になったのは、SDカードスロットが搭載されていないことだ。カメラ側で同社のFlashAirを利用すれば必要性も薄れそうだが、そうでなければ取り込み用のアダプタなりケーブルを別途用意する必要がある。これは残してほしかった部分だ。

あまりメディアで語られないが、東芝のパソコンは独自のアプリケーションにも力を入れており、最後に少し触れておきたい。ちょっとしたメモやスケッチがカンタンにできる手書きノートアプリの「TruNote」、ホワイトボードの撮影と管理がしやすい「TruCapture」、会議内容の録音と書き起こしに便利な「TruReorder」など、実用性の高いツールが豊富に揃っている。

上位モデルのV82とV72のみ、アクティブ静電結合方式を採用した専用の筆圧感知ペン(スタイラスペン)が付属しており、このペンの使い心地の良さと相まって、TruNoteが格段に使いやすくなっている。導入するなら使わないと損なアプリだ。

 

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ペン芯径は1.0mmで斜めに傾けても位置がズレが少なくなるよう設計されている

 

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会場にはスケルトンモデルの展示も。後ろに回れば底面も見られるように立てて置かれていた

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(編集部/諸山)

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